2015年9月18日金曜日

目から鱗!人に優しくしたければ、まずは自分に優しくするべし。

いろんなところで言われていることだし、何度も聞いたことがあったのですが、きちんと自分の中に落ちていなかったことです。

みなさん苦手なタイプの人がそれぞれいると思いますが、私はやるべき努力を怠っていたり、自分を大きく見せようとえらそうにしたりする人が苦手だと、つい最近判明しました。
つまり、実力がないのに、それを向上させる努力をせず、逆にかくそうとしたり、うまくごまかそうとする人がダメでした。
だから、そういう人に対してはイライラしたり、攻撃的になったり、「ダメ人間」のレッテルを貼ったりしていました。こんな態度はいけないと思っても、どうにも感情のコントロールができなかったんです。

それでは、私はどうしてそういうタイプの人が苦手なんだろうとさらに突き詰めてみました。
すると、私が足りない力を伸ばし、実力をつけるために、必死に努力をしてきたからだということに行き当たりました。なにしろ20代のころの座右の銘は「若いうちの苦労は買ってでもしろ」でしたから(笑)。

私の思考回路はこうです。
「自分は辛くても我慢して努力してがんばってきたんだから、あなたもそうするべきだ、それができないのは甘えてるか、努力が足りないからで、うまくやろうとするなんて卑怯だ!あなたも(私と同じように)がんばるべきだ」・・・
自分に厳しかったからこそ、人にも厳しくなってしまっていたんだと思います。

また、私は、そうやってがんばってできるようになったことにはあまり目を向けず、まだできないことや足りないことに注目して「まだまだダメだ」とか「どうしてできないの?」とか自分を責めたり反省したりするばかりで、自分を褒めてあげることをしてきませんでした。
そして、やっぱり同じことをほかの人にもしていると思います。

そりゃ、私も休みの日にゴロゴロしたり、寝坊したり、おいしい物食べたり、旅行に行ったりと、自分に甘いことたくさんしてますよ?でも、根っこのところで、本当には自分に優しくなかったんじゃないかと。

自分に優しくないから、人にも優しくない。
自分に寛容じゃないから、人にも寛容じゃない。
不完全な自分を認めてあげないから、不完全な人も認めてあげない。

自分にしていることを人にもしてしまう。
だったら、まずは自分をきちんと褒めてあげて、認めてあげて、優しくなろうと思いました。

頑張りをねぎらってあげる。
そうしたらきっと今以上に自己肯定感や幸福感が増すでしょう。

できるようになったことに注目して、思いっきり褒めてあげる。
自分にでも褒められたらやっぱりうれくて、もっとがんばるようになりますよね。

グダグダしたりサボったりする弱い自分も、認めて受け入れる。
そうしたら完璧じゃなくてもいいんだと甘えることができるようになれます。
そうしたらきっと人の弱い部分も認めてあげられるようになるはず。

「人に優しくしたければ、まずは自分に優しく」
「人を愛したければ、まずは自分を愛すること」

この言葉の本当の意味するところが、やっと理解できました(^^)

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