2015年11月25日水曜日

満月の力

今朝起きて、なんとなく違和感がありました。
村上春樹さんの『1Q84』のように、現実とまったく瓜二つの別世界に来てしまった気分とでもいいましょうか。
それは本当に何でもないことなんですが。

たとえば、
目覚ましが鳴る前に目が覚めた。
なんとなく胸がドキドキする。
目覚めた後の気分がさわやかじゃない。(←いつもわりと気分よく起きられるので)
街の空気が違うように感じる。
事故渋滞。いつものことだけど、なんか違う。
乗ったバスが、降りるとわかっているのにバス停で止まらず次のバス停まで行った。
ヨガをしても、自分の体になんとなく違和感を感じる。
いつもの時間にいつものことが起こらない。
変な時間に妙な来客がある。
などなど。

こんなに違和感を感じたのは初めて。
なにかよくないことが起きそうな気がして、ちょっと気を引き締めたぐらいです。

で、判明しました。
今日、満月なんですね

だから事故が起きたり、運転手さんがなぜかバス停通り過ぎたりしてしまったんですね。
人が満月の影響を受けて、ちょっと行動がおかしくなっている、タイミングがちょっとずれているんだと思います。
私も満月にこーんなに影響を受けるなんて、初めてです。
オオカミ女になった気分です☺
直観力、高まってきてるんですかね??


・・・なーんて言っていたら、やっぱり普段やらないようなことをしでかしました(>Д<)
今思えば、やっぱり何かが少しずつおかしかったです。
今日は満月のせいでちょっとみんながおかしくなっていたということにしましょう!(苦笑)
いやいや、満月の力、すごいですね~

2015年11月24日火曜日

人の可能性無限大(infinito)

今日のヨガで先生がおっしゃった言葉がジーンと来ました。

今日初めてイエンガーヨガをされた生徒さんが「パワーヨガよりキツい!これがイエンガーヨガなの?」とコメント。
それに対して先生は「イエンガーは動きは少ないけどmuy intenso, muy exigente(とても強くて,たくさんのことを要求する)なの。先生にもよるけど、さらに私の場合はそこでおわらせないで、もうちょっと、もうちょっと(un poquito más, un poquito más)とその人の限界を求めるの。だって人の可能性は無限大(infinito)なのに、現状維持だったら何ものびないでしょ?un poquito másの積み重ねが限界を拡げ、予想もつかなかった自分になるかもしれないじゃない?」

確かに先生は厳しいです。
厳しいというのは、妥協しない、求めるレベルが高いということです。
でもお人柄は明るく、愛を持って指導してくださっているのが伝わってきます。例えば、ヨガの先生は生徒の名前を覚えなくてもクラスができますが、この先生は生徒の名前を覚えて呼んでくれるんです。
名前なんて些細なことに思えるかもしれませんが、でもそういうところに人柄?人間性?って出ますよね。
確かにいつも「momine, un poquito más」って言われますし、姿勢とか角度とか何度となく直されます。
気を抜いたら一発で見抜かれるし、翌日筋肉痛にならない日はありません。
でも、「un poquito más」にそんな壮大なお考えがあって、夢を持って私たちを指導してくださっていたことに感動してしまいました。

「可能性無限大」はよく子どもには使いますが、いい大人、しかも仕事を大分前にリタイアしたような年齢の人に対しては使いませんよね。少なくとも私はそういう指導者を見たことありませんでした。

でもその先生は「いくつになっても人間には無限の可能性がある!」って信じて、その人にとっての限界に挑ませているんです。ヨガを長年やっている人にはちょっときつめの、おばあちゃんにはおばあちゃんに合ったなりの今日のその人の限界への挑戦。

なんか、この歳になってもそんなこと言ってもらえるなんて、嬉しくないですか?
自分の可能性とやらを信じて、どこまで行けて、どう変われるのか知りたくなりませんか?

私はなりました(^^)

そして、自分の教え子たちも同じように「可能性無限大!」って信じて指導しようと決めました(^∇^)
私もいつか学習者に「あなたたちの可能性は無限大だ!」と言ってあげたいです。

2015年11月23日月曜日

改修工事の進捗状況~床が固まりました

工事開始から早3か月がたとうとしています。
これまでの進捗状況はこちら↓
① 2015/08/25 開始
② 2015/09/02 壁を壊す
③ 2015/09/22 工事再開
④ 2015/10/01 鉄筋コンクリート柱設置完了


壁ができた後、電気工のほかにも水道関係の業者が来て溝を掘り、給排水管を埋め込む作業をしていました。
それも終わって、むき出しだった床がとうとう固められ、だいぶもとの形にもどってきました。

まだまだ壁はむき出しですが、天井や壁や床があるのかないのかわからない状態だったことを思えば、だいぶ様になってきました。

年内には工事が終わる予定だということですが、はたして・・・?
これから始まる内装工事はどんどん進んでいくのかな?あっという間に家らしくなっていくんでしょうね。
楽しみです♪

2015年11月22日日曜日

自分以外はみんな異文化

意外と盲点です。
教科書やりながら思ったこと、今まで得たことの備忘録です。

自分の「普通」「当たり前」は、ほかの人の「普通」「当たり前」ではありません。
自分がAと感じるからといって、ほかの人も同じように感じるわけではありません。
ですから、自分が望む反応をほかの人に期待するのはやめましょう。
期待が裏切られて、イライラしたりがっかりするのは自分です。

自分の価値観だけでその人の「その時の行動」を判断してはいけません。
その裏にどんな事情があるのか、知らないのですから。

自分とほかの人、どちらが「正しい」「間違っている」かなんて、ありません。
したがって、自分が自分基準で「自分は正しい」と思うことを人に押し付けても、人はそう思っていないので変わりません。
人を変えるなら自分を変えたほうが簡単です。それが「包容力」というものです。
人が変わるには、その人自身が気づいて自らそれを本気で欲することでしか変わりません。

人の気持ちや考えは、自分にはわかりません。だから知る努力や、理解する努力や、察する努力が必要です。

「思いやり」とは「自分がされて嬉しいことをする」のではなく、「相手が望むことをする」ことです。
だからといって、相手に合わせて自分をないがしろにしてはいけません。
自分を大切にして幸せにできるのは自分だけです。

2015年11月21日土曜日

私の中で、何かが大きく変わる予感

先日、今年はメンタル的にも次の段階に移行したようだ、ということを書きましたが(詳しくはこちら)、どうもそのチリ旅行あたりから、いろんな情報や気づきが統合されつつあるというか、なんというか。

ちょっとスピリチュアルな話になるので、そういう話は苦手な人はこの先は読まないでスルーしてください。


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そもそも私は霊的なものとか信じていませんでしたし、スピリチュアルなことも胡散臭いと思っていました。
以前の私なら「引き寄せの法則」とか、確実にスルーしていましたね。
でも、瞑想するようになって、そういう今までスルーしていたものがひっかかるようになってきました。そして少しずつ少しずつ自分の内側が変わってきて、最近自分が無意識に選んでいるものや情報、それらバラバラなように見えたものが、実は根っこは同じなんじゃないか、実は私はそういうものを求めているんじゃないか、と。

ヨガ
瞑想
シンプルライフ
断捨離
酵素ファスティング
マッサージ
ヒーリング
アロマセラピー
引き寄せの法則
コーチング


これらに共通するもの、それは「潜在意識」「本当の自分の声」

そして今、私に課せられたキーワードは「両親」「幼少期」

私に「この課題を解け」といろんな場面で言ってくるのです。
これが解ければ、何かが、大きく変わる気が、します。

2015年11月20日金曜日

いつの間にかできるようになっていました~

先日もヨガで新しいポーズができるようになったのですが、今日も発見がありました。
前後開脚してお尻がつくようになっていたんです(^^)!
猿王のポーズ(ハヌマーナ・アーサナ) 
byイラストAC

こんなポーズ、ずっとやっていなかったので気が付きませんでしたが、先生の指示に従って足を前に滑らせていって、あらビックリ!です。

ビックリ顔の私を見て、先生が「今までできなかったの?初めて?」というので私が「はい。今までつきませんでした」というと、「毎日練習していると、体は少しずつ変わってくるのよね」と。

ヨガの時は体の声に耳を澄ませ、どうやったら気持ちいいか、どこまでが自分の限界か聞きながらやってきたつもりです。
たしかにヨガに毎朝通うようになって、筋肉がうれしそう(?)ではありました。
体は寡黙であまり私に語りかけてはくれませんが、日々の行いに対して真面目に応えて変わってくれていたのです。

「こんなことできるようになったんだよ!」
「こんなにかわったんだよ、すごいでしょ?」
「見て見て!」
なんて自慢げに主張することもなく、静かに黙々と変化し続ける体。

なんか、ものすごく愛おしくなっちゃいました♪

私の行いに、こんなにも素直に応えてくれるんです。
これからは食べ物にも気をつけて、ゆがんだり凝ったりしないように姿勢にも気をつけて、もっと体が喜ぶことをしてあげたいと思います♪

一緒に「私」をやってくれて、ありがとう☆

2015年11月19日木曜日

飲み仲間

ゆうべ突然「FUYUの餃子が食べたくなって来ているので一緒にどうですか」と友人のところに連絡が入り、仕事後に向かいました。
FUYUならいつでも大歓迎です(^^)

行ってみると、なんかすごい人数集まっています。
というのも、今日ある方のお誕生日だったので、そのお祝いだったのです。

この中の数人とはもうすでに何回かご一緒したことがあり、私にとってはすでに「飲み友達」(^^)
その他のほとんどの方が「はじめまして」の方たちでした。


この「飲み友達」のおかげで「はじめまして」の方々ともすぐに打ち解けられ、ずっと笑いっぱなしで、いつも本当に楽しいひと時を過ごすことができています。
彼らは「はじめまして」のときから、あたたかく私に接してくれます。
ペルーでの「出会い」の中でも、本当に大切な出会いの一つで、私の宝物です。

この日もたくさん笑いました。
ハッピーな気持ちで一杯になりました。
仲間にいれてくれてありがとう。
Aさん、お誕生日おめでとうございます!

2015年11月18日水曜日

30日間スクワット&プランクチャレンジ

新月の日は何か新しいことを始めるのにいいということで、実は今月の新月、11日(水)から、ちまたで話題の「30日間チャレンジ」を「ぼちぼち」始めました。(やり方はネット検索すれば出てきます)
「ぼちぼち」をつけたのは、実はできた日とできない日があったからです。
チリへの旅行中もできませんでした(^^;)

が!

今日からは言い訳せず、再開します!
(そのためにここに書いたんです!)

1か月後のプリンと形のいいおしりと、キュッと引き締まったおなかを目指して。


サイズも測りましたし、結果をお楽しみに~☆

2015年11月17日火曜日

今回の旅で考えたこと~今年一年を振り返って

旅は普段なかなかできない「自分と向き合う」ということをするのにとてもいい機会だと思っています。
ヨガ&瞑想を毎日するようになって、以前より自分と向き合う時間が増えて、前より自分の体と心の声に耳をすますことができるようになったとは思っていますが、それでも何かをふかーくじっくり考えたり見つめたりするのにはまとまった時間があったほうがいい場合もあります。

ということで、今回の旅では今年1年を振り返り、来年どんな年にしたいかを考えました。
「今年一年を漢字で表すと」ってありますよね。あれをやってみることにしました。
実は旅に出る数日前からひそかに候補をいくつか挙げ始めていたのですが、旅中はさらに細かいことまで思い出したり、今年の出来事は私にとってどんな意味や方向付けになったかなど、いろんな角度から眺めてみました。

その結果、しっくりきた漢字は「移」です。

ブログを再開し、タイトルに「さすらい」を入れましたしね(^^)

マレーシアから日本、そしてペルー。物理的にも長い距離を「移動」した年でした。
外国にいるときも、日本国内でもたくさん旅行しました。これを考えている今も「移動中」ですしね(笑)
住んでいるところも今は友人宅でこれから先「移る」予定ですから、まだ移ろい中とも言えます。

キャリア的にも、次のステップへ「移り」ました。
今まで経験したどの環境とも違う「海外の民間語学学校」で、私のやりたかった「生涯学習としての日本語教育」に取り組み始めました。
ニーズに合っていなければ学習者は容赦なく去っていき、また期待以上のものが提供できれば学習者は一旦離れても帰って来ます。学習者の増減は、自分の提供する授業の質次第。そういう意味では「実力の試される環境」ともいえるでしょう。

そして、ヨガ&瞑想に本格的に取り組むことにより、いろんな「気づき」を得ることができ、次の段階へ「移行」した年でした。
ヨガのポーズで毎日体の声に耳を傾けることで、肉体が変わりました。具体的には筋肉がつき、脂肪が徐々におち、呼吸法で細胞の隅々まで気が巡るようになり、そのとき体が欲しがっている食べ物に気がつけるようになり、異国の地にあっても風邪や病気をしなくなりました。
瞑想によって心が整理され、余裕が生まれ、頭と心が以前よりすっきりしました。デトックスです。
今まで知りたいと思いながらも怖くて?直視できず、ぼやっとしか?わかっていなかった「自分」。「本当の自分」の声を聴く努力をした結果、前より「自分」がちょっとだけ、わかった気がします。いい部分も悪い部分も「これが自分」と認められるようになりました。
全ては「移ろっている」。今さらですがそんな当たり前のことをしみじみ感じ、だからこそ、「今、ここ」を大切にして、感謝して生きることができるようになったと思います。

以上のように、今年は物理的な「移動」もさることながら、仕事面や精神面で次の段階へ「移行」した年でもありました。


さて、来年ですが、今のこの状態をさらに発展させ、広げていきたいと思います。

来年の漢字、それは「拡」です。

今年たどり着いたこ「この場」から、世界を拡げたいです。
行動範囲を拡げ、学習者も拡げ、仕事の幅も拡げ、人間関係も拡げ、スペイン語で話せることを拡げ、そして「自分」を拡げたいです。


自分の心の中だけで思うより、ここに書いた方が忘れないし、「宣言」ぽくて逃げられないので書いてみました(^^)

みなさんは、今年と来年、表すならどんな漢字になりますか?
一年一年をしっかり「生きる」ためにも、漢字で表すの、なかなかいいですよ(^^)

2015年11月16日月曜日

一泊二日でチリ脱出(アリカ→タクナ)

アリカ2日目です。

ゆうべケータイを充電しようとしたら、コンセントの口径が合わずピンチ!
ダメもとで受付のセニョーラに相談したら、「今晩中に返すならいいわよ」とウインク付きで貸してくれました♪
タクシーに乗ってもぼられたりしないで待っててくれるし、ホテルの人も親切だし、(あ、ゆうべ食べたお店のウェイトレスは愛想悪かったけど)今のところチリ人の印象、とてもいいです(^^)

さて、ホテルで朝ご飯を食べてから町をブラブラ散歩に出かけました。

まずはホコ天になっているセントロらしきところから。
コスタリカのサンホセセントロになんとなーく似てて、ちょっとほっこり☆
こぎれいにかわいくヨーロピアン調にしたかんじです。

公衆電話もかわいい♪

教会もかわいい♪改修工事中でした。
サン・マルコス教会

教会の前にある公園。ここから昨日上ったモロを見上げます。
砂山

花も咲き乱れてきれい♪

この公園を通り過ぎたら海岸にでます。
「海岸沿いを散歩したくなるね~」と思ったら、散歩道が整備されていました。
多すぎず少なすぎない心地よさ。ステキです(^^)
てくてく歩いて人工島の付け根まで。
ここから先は人工島

リマにも海がありますが、近くまで来たのは久しぶり。
潮のにおい、いいですね☆
なーんも考えず、しばし波を眺めました。

さて、そろそろホテルに戻らねば。
今歩いてきた道を引き返します。
振り向けばモロ。

帰りのルートにもまだ見どころが。


teatro

今は使われていない鉄道駅にはSLが

そうそう、ここでまたまた感動することが。
車の通りの激しい通りの横断歩道に歩行者用の信号がありませんでした。が、みなさんなんの問題もなく渡っていました。
なぜなら運転手さんたちがとまってくれるからです。
きっとそれが当たり前とされているのでしょう。なんたって歩行者用信号がないぐらいなんですから。
このちょっとリマにはない優しさにはビックリ!
アリカ、ステキすぎです~☆

小さい町ですが、こじんまりしたかわいい建物やモロや海岸沿いの散歩道と、とっても盛りだくさん。とっても気に入りました♪

さて、ホテルで11:00にタクシーをお願いしていたので、それに乗り込みバスターミナルへ。
昨日は閑散としていたターミナルでしたが、今日は人も多く、お店も開いていて活気がありました。
入り口で入場料300ペソを支払い、昨日バスを降りたあたりへ行くと、目の前にタクナ行のバスが止まっていました。
だいぶ人が乗り込んで、もうそろそろ定員になって出発しそうな感じです。
バスに乗り込むと、予想通り10分もしないで定員になり出発。

昨日来た道を、今度はタクナに向けて走ります。
昨日とは逆で、先にチリ側イミグレで出国で続き、続いてペルー側で入国手続き。

1日で再入国するし、ビザも半年(←一番長い観光ビザ)欲しいので、何か聞かれたときのために回答を練習していました。
なのになーんにも聞かれず、くれたのは90日の滞在許可。
話すらさせてもらえなくて90日のビザだったのでちょっとショックでしたが、ま、しょうがないです。
今回の一大イベントはあっけなく終了しました。

その後、タクナに無事到着。
予定より1時間も早く物事が進んでいます。

ペルーのいいところ。それはご飯がおいしいところ。
ということで、タクナの郷土料理を食べることにしました。
昨日タクシーのおっちゃんに聞いたところ、「ピカンテ・ア・ラ・タクネーニャ(picante a la tacneña)」もしくは「パタスカ・ア・ラ・タクネーニャpatasca a la tacneña」という料理があるそうです。
バスターミナル周辺ならどこか食べられるところがあるだろうとウロウロしたら、小さな食堂に「ピカンテ」を発見!

ペルーのmenu(ランチ)は、メイン以外にも前菜と飲み物がついてきます。
このmenu屋はメインは選べましたがエントラーダはスープのみでした。
手前が「ピカンテ」です。
なんと!私の苦手・・・というか、嫌いなモンドンゴ(mondongo:牛の胃袋)が入っているではありませんか!!
そこまでは聞いていませんでした(T_T)
でもまるごと残すのもなんだし、よけて食べればいいか・・・と思って、恐る恐る食べてみると・・・

お、おいしい!!!

臭くないモンドンゴ、初めてです!食感はやっぱりちょっと・・・でしたが、食べられないほどではありません。
国内線バスターミナル横の小さな小さな食堂なのに、これにはちょっとカンドーでした。
しかもこのボリュームでたったの8ソル。
やっぱ食はペルーですね~(^^)

そしてお土産に、タクナ名産のピスコに杏子をつけた果実酒「ダマスコ酒(杏子酒)」を買いました♪
ホントは「シルエラ酒(梅酒)」も買いたかったのですが、見つけられず今回は断念。
次回に期待することにします。

この後飛行機が送れて空港で3時間待ちぼうけでしたが、無事家にたどり着きました。

1泊2日のプチ海外旅行できたが、いいリフレッシュになりました(^^)

2015年11月15日日曜日

一泊二日でチリ脱出(タクナ→アリカ)

こちらに来て、はや半年が過ぎようとしています。
労働ビザはまだ手続き中。
ということで、今のビザが切れる前に一旦国外へ出て、また入りなおさないといけません。

ペルーはたくさんの国と国境を接しているし、国境越えのルートもたくさんあるのですが、今回はチリに出ることになりました。

ペルーの最南端の地、タクナ(Tacna)まで飛行機で飛び、そこからバスにて国境越え、チリ側国境の町、アリカ(Arica)を目指します。

まずは飛行機。
窓からは木が生えていない土地?山脈?がずっと続きます。川みたいに見えても水はありません。
ペルーの海岸は本当に砂漠気候なんですね。

海に出ました。雲がすごい。

着陸前のタクナの町を上空から。砂漠の町。

タクナ到着。

出ると早速タクシー運転手がわらわらと集まってきました。空港からアリカ行のバスが出ているか聞いてみると、ターミナルに行って乗り換える必要があるとのこと。空港から直接行きたければタクシーしかないそう。
ターミナルまでのタクシー料金は15ソル。(20とか言ってくる人もいましたが、一番安い人のにしました。)
ちなみにタクシーで行く場合のお値段聞いてみました。150ソル。高っ!

空港から10分ほどでバスターミナル到着。


カウンターはいっぱいあるのですが、どこでチケットを買うのかいまいちわかりません。

で、ふらふら歩いて「Arica」と書いてあるカウンターの人に聞くと、「外に出てコレクティーボに乗って。人が集まり次第出発するから」と言われました。
コレクティーボとはそういうバスです。外に出ると、目の前にそのバスが止まっていました。アリカ行きか尋ねると、そうだと言います。すでに結構人が乗っていました。
窓に値段が書いてありました。12ソル。安っ!

まもなくバスは満員になり出発。

国境までなーんもない道をひた走ります。
だいたい30分ぐらいでしょうか。ペルー側のイミグレに到着。
ここでバスから降りて建物に入り、出国審査を受けます。
私以外はみんなペルー人かチリ人のようで、バス会社の人の計らいにより、私を一番先にしてくれました。(ありがとーう!)

出国スタンプを押されて建物から出ると、バスが先に行って待っています。
そしてまたバスに乗り、ほんの2,3分で今度はチリ側のイミグレに到着。
今度は荷物も全部持って入国審査、X線検査を受けます。

ここも無事完了。ま、ペルーから出る分には何の問題もないのです、私。
ふと見ると、チリの国旗がはためいています。この道を行けば、チリ。アリカ。

初めてのチリです。ちょっとワクワクします(#^.^#)

みんなを乗せたコレクティーボは、あとはアリカのバスターミナルに向かうのみ。
窓から見えるチリは、ペルーよりちょっと南国チック。
走ること30分ぐらい。アリカのターミナルに着きました。

一応国際線のバスターミナルなのに、こじんまり・・・というか、活気がないというか。
お店も両替所も閉まっています。(この日は日曜日。あとで知ったのですが、日曜日はどこも閉まっているそうです)
タクシーに乗るために両替しなければいけません。ゲートから出て隣の大きな建物に入ってみました。
国内線のバスターミナルでした。国内線のが立派です(^^;)
ここで両替できました。(1ソル=210ペソ)

タクシーでセントロにあるホテルへむかいます。
チリのタクシーは距離によって値段が決まっているようです。
ホテルまでは最低運賃の2000ペソで行けました。
こういうシステムのがストレスなくていいですよね~☆

今日泊まるホテルです。
入り口にいるのはフロントのセニョーラ。とても明るくて親切な人でした。

私知らなかったのですが、ペルーとチリって時差があるんです!!
ホテルに着いたのは腕時計で約17:15。チリ時間は+2時間なので、19:15。
でも経度的に同じなので、まだ明るい。日没は20:00頃とのこと。

このアリカの町で有名なのが、モロという丘。
街のどこからでも見えます。もちろんホテルの前からも(オレンジの建物に邪魔されてますが、見えます)。

今からタクシーで行けば日没前には着く、ということなので、タクシー呼んでもらって行きました。
まさにベストタイミング。サンセット前に着きました~(^^)

まずは、街を一望。

港のある砂漠町。そこに広がるアリカの町。ステキ♪

アリカはもともとペルー領だったそうですが、昔の戦争でチリに取られてしまったそうです。
ペルーとチリの仲は、ちょうど日本と中国のよう。
そんな歴史的背景もあって、ここにはその歴史を伝える博物館や、いろんなモニュメントもありました。
博物館入り口

大砲

ブラジルのコルコバードの丘みたい

 

そして、はい。サンセットの写真です。
美しすぎるサンセット

ここ南半球でも太陽は東から上って西に沈むんですよね。当たり前ですが、なんかあらためて「日本から遠く離れても、私は地球にいる」って思ったりして。
そして海に沈みゆく太陽を見ながら、今まで見てきた水平線のサンセット、マラッカやランカウイやコルコバードなんかを思い出したりして、ちょっとノスタルジックになったりしました。

太陽が沈んだ後は一気に夜のとばりが降りてきて、気温も一気に下がりました。
タクシーの運転手さんを待たせていることもあったので、とっとと引き揚げます。

さて、先ほどもちらっと話しましたが、日曜日はどこもお店が閉まっているそう。
ホテルの受付の人がタクシーの運転手さんに「この人おなかペコペコらしいから、どこか食べられるところ連れてってあげてくれる?」とお願いしてくれていました。
で、どこ連れてってくれるのかな~?と思っていたら、なんとホテルのすぐ近くのマック。。。
上のホテルの前からの写真にもオレンジの建物の前にでかい「M」の字がちゃんと写っています。

私が「できればマックじゃないとこがいい」と言ったとたん、タクシーガス欠でストップ!(@_@;)
はいはい、ここでおとなしく食べろということですね~
・・・
と一旦はあきらめかけたのですが、もうちょっと探して電気がついている店を探すことに。
そして、すぐ、ありました。ビールも飲めそうなお店♪
せっかくチリに来たのに、マックじゃ残念すぎますもんね。
チリの料理、味わってみたいじゃないですか(^^)

メニューをもらって、サーモン、もしくは何かシーフード。。。と探したのですが、残念ながら魚系はなく、最終的に頼んだのはこれ。
ビールももちろんチリビール♪

名前、忘れました(^^;)
正直、お肉はパサパサであまりおいしくなかったのですが、この断面が変な模様のトマト!
私、見た目ブサイクだけどいい味出すよ~

こいつ、見た目変ですが、味が濃くておいしかった~


翌日へ続きます